アバンスの始まりはパチンコ・スロットのアミューズメント事業です。今も変わらずに大事な事業であることは間違いありませんが、この事業だけでやっていくという考えは創業当初からありませんでした。
事業については常に、継続的かつ発展性を考えられる形態づくりに組むべきだと考えています。そのためには、現状に囚われず変革を求めて行かなければなりません。
日本は今、少子高齢化の社会になっています。既存のマーケットは裾野を広げる見込みが難しく、ますますコモディティ化が進んで、生き残りを賭けた戦いが激化すると予測されます。
今後、より重要になってくるのは「付加価値をどこに求めるか」です。

日本では、日本的社会教育の下で、大きなリソースとして、サービス業における強みを世界に打って出るべきだと実感しています。そのような思いから、飲食もエンターテイメントと考えて事業を展開しました。
食事もそうですが、その場に居て感じられる接客やサービス、お店の雰囲気など、何かを楽しみに来ていただけるものを提供することが大切だと感じています。
コストパフォーマンスにこだわり多店舗化する方法もありますが、私が目指すのは「差別化」。お客様に選ばれるために、どんなサービスなら感動していただけるかを熟考して、ユニークな存在になることが肝心です。調査も必要ですし、自分もスタッフも遊びを知り、そこから学んで活かすことも欠かせません。
知り得た情報をもとに、色んな事業について可能性のあるものにはチャレンジの出来る組織であるべきだと考えています。

現在、ヘルスケア事業や競馬事業（場外馬券場運営）、不動産事業なども行っていますが、新規事業へと展開を広げる動機付けとなるのは、ネットワークだと確信しています。
いろんな人と出会って話をすることで、新たなきっかけが見つかります。もちろん、簡単な道ばかりではありませんが、問題点があればどのように解決が出来るのかを見極めて精査し、どう挑戦するかが重要になります。

人も企業も、変わることが大切。変わらないのは退化になります。世の中が変化する以上、我々も変化しなければなりません。
アバンスはスタッフとの距離感が密接です。私の熱意もストレートに伝わりますし、進むべき方向に舵を切るスピード感もあります。
すべての人との出会いに感謝し、そして私たちの機動力を武器に、これからも時代にあった新展開に挑み、皆さまに新しい「遊びの時間」「快適な空間」をお届けします。ぜひご期待ください。